『大切にしているのは、自然体と平常心のバランス:Sakurako Fukuuchi(モデル)』

Sakurako Fukuuchi

大学卒業と共に陸上選手を引退し、いまも走り続ける櫻子さん。本気で走ることと向き合った彼女だからこそ導き出された「走ることはもっと自由なものであっていい」という気持ち。

「速くなくても一生懸命頑張らなくても、個人のペースで楽しむことが大切だと思っています」

陸上一筋で極めてきたからこそ培った走ることへの俯瞰した視点を持ちながら、可憐な佇まいでモデルとして活動することは、当時異端だったそう。それでも自分の道を邁進し、新しい道を切り拓いて積極的に発信している。

Sakurako Fukuuchi

ランニングとサステナブルの関係性

Allbardsというライフスタイルブランドのアンバサダーを務める櫻子さんは”Sakuradashers(サクラダッシャーズ)というランニングチームを率いている。

「サステナブルと健康(ウェルネス)であることはイコールだと思っています。veganになることやゴミを減らすことに一生懸命になりすぎると、心がストレスを抱えてしまって不健康になってしまう可能性があって、ハッピーなことをしているはずなのにそれって全然ウェルネスじゃない。心が健康であることがまずウェルネスの第一歩だと思うので、何をするにも心が疲れるまで頑張りすぎないことが大切だなって。ランニングで1秒を削り出す走りを目指していたら、いつしか身体も心も削られて、走ること自体が継続不可になってしまっては本末転倒ですよね。何事もバランス良く楽しめるように、運動習慣を根付かせるチームを作ろうと思ったのが、Sakuradashersの発端です」

Juri Edwards

走ったことのないひとがランニングを楽しいと思ってくれたり、習慣になってくれることが一番のやりがいだという櫻子さん。サステナブルとランニング両方に興味がある若い世代を中心にその輪が広がっているが、ランナーができる環境問題への行動はどんなものがあるのだろうか。

「たくさんの呼吸をし、縁を感じながら走るランナーだからこそ、自分がいつも走るコースにゴミがないこと、そこに花や緑を増えていくことの幸せを感じることから入るといいんじゃないかと思います。何か具体的に行動を移したり短期的な結果を求める前に、そうなるための過程を知った方が行動に移しやすいんじゃないかって。Sakuradashersでもプロキングをやることもありますが、まずは個人の意識を小さくてもいいから変えていくことが大切ですよね。私も生活の中でプラスチックを買わない、使わないことを意識しています」



健康のために実践していることは?

身体のこと、身体に対して影響を及ぼすものを学ぶのが好きだという櫻子さんが、日常的に意識していることとは?

「偏頭痛や生理痛の緩和、血液をきれいにするなど、現代の女性が抱える悩みに対する対処法ってたくさんありますよね。わたしは定期的にファスティングをしたり、化学繊維を経皮吸収させないためにオーガニック素材のものを好んで使っています。何かを取り入れて改善するというよりも、人間が持つ自然治癒力を引き出して、本来自分が持っている健康を取り戻したいって思っています。そう考えると、動物性のものを生活から排除するという考えに至り、それが環境にも優しい行動に自然と繋がる連鎖が楽しいし幸せなんです。ミルクがいっぱい入ったカフェラテが大好きなので、全て排除してるわけではないですが、心地良い範囲でやっていますね」

Juri Edwards

AIMOVEについて

「現役時代の食事管理が厳しかったので、食事に関してはあまり追い込まないようにしています、タンパク質も毎日積極的に摂るというほどではありませんが、トレーニングした後は必ず摂っていますね。本当は食材からちゃんと栄養を摂りたいのですが、外出先だとそうもいかないので、タンパク質20gを簡単に補給できるAIMOVEはうれしいです。運動して食べるというカロリーダイエットをする場合、タンパク質20gを摂る場合って大体けっこうな量を食べなければいけないけど、AIMOVEは食べ切れる量にしっかり入っているのが魅力的。持ち運びの手軽さも考えると、日常的にあるととってもいいと思いますね」

Juri Edwards

Profile

福内 櫻子(Sakurako Fukuuchi)
1993年8月30日生まれ。中学から陸上を始め、大学在学中には全日本大学駅伝2位、関東インカレ3連覇、ユニバーシアード日本代表に選出。引退後はモデル活動とランニングアドバイザーとして、走ることの楽しさを伝えている。